ご当地グルメ&食材探しの旅_大分県豊後大野市_2日目編


2019年1月11日(金)
本日9時から訪問させていただいたのは、昨年の大阪で行われた日本食糧新聞社さん主催の食品展示商談会「ファベックス関西」で知り合った、農業法人も立上げ、農作物の生産から一次加工を手掛けられている株式会社豊後大野クラスターさんです。

弊社は、中小企業庁が支援する「ミラサポ」の専門家登録をしており、
この度派遣の申請をいただきましたのでお伺いしました。

ご対応いただいた後藤社長は関西大学卒で農業機械関連の業界紙の企業に就職し、大阪・東京での勤務も経験したのち30歳の頃実家に戻り、印刷会社を設立。インターネット時代への対応として、農機具メーカーで働いていた経験と地元産業の農業振興をという事で、偶然大手関連会社の工場が売りに出されていたため工場を引き継ぎ、地元の農作物を洗浄、カット、ボイル、乾燥、オーブン、調理まで一貫した取組みをされています。

真ん中が後藤社長で右側が小笠原特別顧問

自社で農業も手がけ、地元特産のさつまいもを生産しています。

豊後大野市は大分県では豊肥地域と呼ばれ、瀬戸内気候に属し、積雪は冬季の山間部以外はほとんどなく、温暖な地域だそうです。

後藤社長に聞くと、おんせん県なのになんと豊後大野市には温泉がないそうです。
大分県内で温泉が出ない市は豊後大野市と杵築市の2つの市だけだそうです。
どこでも温泉が出ると思ってたら違うんですね。

豊後大野市(人口35,000人 面積603㎢)は、東部に大峠山(おおとうげやま)、佩楯山(はいだてさん)、西部に阿蘇外輪山のすそ野、北部に神角寺(じんかくじ)・鎧ヶ岳(よろいがたけ)、南に祖母(そぼ)・傾山(かたむきやま)、三国峠(みくにとうげ)と四方を囲まれた盆地状になっており、大小の河川を集めて別府湾に注ぐ大野川の豊かな水利があり、県内屈指の畑作地帯で、気候も南海型気候に属し、平地気候と山地気候のほぼ中間にあって、四季を通じておおむね温暖で、一部の山岳地帯を除いては、平坦地の平均気温は15~16℃と極めて農耕に適しているため、古くから農業を基幹産業として発展してきたそうです。

さっそく見学です。
まずは工場を見学させていただきました。

ちょうど訪問した時間では、某大手メーカーのフリーズドライ商品向けの加工をされていて、その日に収穫された地元の白菜を洗浄・カット・ボイルして袋詰めまでの加工をされていました。
みなさん手際が良いです。

その後ベルトコンベアーに乗せられシャワーとブラシできれいに洗浄されていきます。

洗浄が終わると次はザクッザクッとカットされていきます。

カットが終わると高温のお湯でボイル加工。
大きなへらで釜をかき混ぜる大仕事です。

その後、冷水で粗熱をとり、パック作業に移ります。

聞いて驚いたのが、凄い量の地下水が湧き出るとのこと。
湧き水のよいところは、冬は気温より暖かく夏も気温より冷たく食材を洗浄したり冷却するのに適してます。水道水は冬場は凍るぐらい冷たく洗浄すると食材を傷め、夏は熱湯と思うぐらい熱く、これでは食材の鮮度が落ちてしまいます。
水が「食の命」と言って過言ではなく地元の食材を地元の水で加工する事が一番美味しく調理できるのです。

設備はほかにも 芋洗浄機や乾燥機、石臼式粉砕機、充填機、加熱(ブランチング)槽、
急速冷凍機など数多くの機器がありました。

こちらは熱風で焼き芋を作る機械です。

できたての焼き芋をぜひ食べてみたかったー(😢)

事務所に戻り試食へ。
まずは今売り出している「ひとくち黒焼きいも」という紅はるかの黒酢煮です。

ねっとりとした食感で甘くて美味しいのですが、にんにくが含まれているのか、黒酢にんにくの風味がします。尋ねると、この商品は醤油屋さんに委託しているそうで、そちらが黒酢にんにくも作っているとのこと。もったいないです。袋の中に輪切りにされた芋がかたまりになっているので、取り難いので一口づつ小袋にしたほうがいいように思います。

代表の堀田からは自分で買うよりはお土産需要商品なので、倍ぐらいの大きさにして「金の黒芋グラッセ」としてはちみつでコーティングして金箔をふりかけるようにアドバイス。

次に、テスト的に地元の里芋を使った煮物と切干大根の煮物を試食。
里芋のほうは繊維があって濃厚な甘さでねっとりとして美味しいです。

そして、輪切りにした「紅はるか」の焼き芋を凍らせた焼き芋アイス。

紅はるかは当初焼酎用に開発されたさつまいもなのですが、糖度が高いので

食用として販売されるようになったとのことでめちゃ甘いです!

細長くカットされた焼芋はレンジで簡単に解凍できて便利。

でもどこでも販売されていて価格競争も激しいので
代表が焼き芋という名前で販売するのでなく、「豊後ポテト」としてミルクジャム、きな粉、黒蜜などで売り出すことを提案。
また業務用としては「豊後さつま芋のカットボイル」として天ぷら・焼き芋・おやつ・等に最適品として500gの冷凍で売りだすことを提案しました。

後藤社長も色々と取組んでいきたいと意気揚々!
商品化に向けて商談を続けていきます!

豊後大野市でまた新しい商品が誕生しそうです。
お楽しみに!

追伸

今回、ご当地グルメを食べることができなかったので代表が
お土産にだんご汁を買ってくれました。

さっそく自宅で冷蔵庫にあった野菜と豚肉で作ってみました!

簡単に言うと豚汁に平たいうどんが入った感じで
ボリュームがあって美味しい!

江戸時代より前からあったと伝えられ、米が不足していた時代、
庶民が主食替わりに食べていた食べ物だそうで、
おそらく昭和30年代までは各家庭の日常的な食べ物だったようです。

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