今日は日帰りで三重県尾鷲市へ訪問、伝統の「手火山製法」燻し焼きを拝見しました。スゲェ。

2018年9月13日(木)今日は5時45分に商品企画部の吉川課長が自宅へ車で迎えに来てくれ、最寄り駅の阪急塚口駅でご当地グルメ&ホテル専門店担当バイヤーの甘利係長をピックアップして三重県尾鷲市へ向かいました。どこへ行っても途中人が集まるサービスエリアや道の駅へ立ち寄り、売れ筋商品や売れ筋価格帯、フードコートで人気メニュー等を確認。実際に試食したりしています。消費者の味覚や食感や予算(価格帯)は常に変化しているので自社や提携先の販売データを基に実際の現場と比較して分析を40年間行っています。消費行動にはパターンと周期と進化があります。長く行っているので大体の予測が付きますし、売り場を観察していると面白い発見が多くて楽しいです。

今日も名神草津を過ぎた分岐点から三重県に向かう新名神高速に入り、土山インターのサービスエリアを観察すると、お土産の価格が京都こたべ5個入(税込378円)、キャラメルクッキー(税込486円)、きびだんご(税込410円)と、遂に500円を下回りました。1,000円を下回ってから、もうかれこれ15年ぐらいが経ちます。昔コンサルタント会社の船井総研さんと一緒に売場の研究を行い、観察に出かけていたので良く分かります。単に値下げではありません。僕の母からもデイサービスやスーパー銭湯の80代90代の知り合いの人は1人暮らしなので、少量の土産が喜ばれると言われます。一人暮らしの高齢者にとっては沢山もらっても食べきれない…なるほど、買う側にとっても好都合。トレンドとは、こんな消費者のニーズがいくつかマッチした時に起こります。フードコートでは、コンビニに設置されている100円珈琲サーバーが…見ると「カフェモカ」という聞いたことがない名前が…スマホで調べるとエチオピアなどの珈琲の品種で、試飲するとココアと珈琲とをブレンドしたような味でした。やはり甘め、コク、まろやか、濃厚が味覚のトレンドのようで、フードコートでは、うどんを食べてる人は1人だけ、ラーメンも1人、蕎麦は5人いました。蕎麦が確かにトレンドになって来たように思います。


尾鷲まで車で3時間、高速が開通しての話ですから・・
市役所で窓口の芝山さんと本日アテンドしてくれる浜口さんが出迎えてくれて課長も挨拶に…
残念ながら、加藤市長は議会中という事でした。

まず、訪問させていただいたのは尾鷲の真鯛と鹿児島産の鰻を使用したおこわを主力品に、鯛の昆布〆炙りと白身や鯛茶漬けなどをギフトをメインとして大手百貨店様のお客様へ販売されている株式会社鷲洋さんです。試食をご用意して下さり、もち米で有名な佐賀県のヒヨク米を使用したモチモチとした食感は、他とは比べものにならない美味しさです。通常ギフトとして販売されているのをわんまいる向けに鯛おこわと鰻おこわを二つにセットして提供いただけることになりました。二つセットなら一般家庭のお客様でも買い易いと思います。

次に向かったのは、明治35年創業の魚の燻し製造会社大瀬勇商店様です。製造工場も見せていただきびっくり仰天!
今でも昔そのままの製法を守り続けていて、生木を使った火で釜にお湯を沸かし、魚をボイルしています。その釜も見た事のない四角い形
です。ボイルした魚をレンガ造りの窯に、竹の段に木製の燻製専用台に魚を並べて燻製させ、又は尾鷲の郷土料理炙りと同じように燻し焼き「手火山製法」と呼ばれる強火で燻す事で表面を強めに燻す事で旨味が逃げないという伝統の製法で、現代では大瀬勇商店さん一件だけしか残ってないそうです。老朽化しており、食品衛生上の課題はありますが、少し改修すれば問題ないと思いますし、何より貴重な日本の食文化遺産だと思いますので、この製法と技は後世に伝えていかなくてはならないと思いました。昔は燻す事で保存でき、しかも宮崎地鶏の炭火焼きと同様に、生木特有の香りや味が楽しめる、尾鷲伝統の郷土料理で脂の乗った鰤や鯛やカジキ、まんぼう等を燻し焼きにして洋風マスタードやポン酢と薬味で食べたいと思いました。桐の産地なので桐箱に地酒とセットしたギフトも喜ばれるのではと思いました。


ランチは尾鷲に行くと必ず立ち寄る秋刀魚寿司発祥の店「さんき茶屋」で皆に秋刀魚寿司をたべました。僕はざる蕎麦をたべましたが、美味しくありませんでした。伊勢うどんと同じく柔らかいうどんにしておけばよかったと後悔。


次にお伺いしたのは、地元や名古屋などスーパーやドライブインに棒寿司や巻き寿司を製造販売している柏屋本店さんです。既に試食も終わっており、具材などの最終調整のお願いと弊社担当を引き合わせに伺いました。現場では某大手宅食会社の煮魚を真空パック詰めされていました。女性社長ならではのとてもクリーンな厨房です。


最後にJALの機内食にも使われた尾鷲で水揚げされる「鮪漬け丼の具」を主に、鮪の煮物など地魚の加工製造販売されている金盛丸4代目を訪問してきました。今回もミラサポの専門家派遣で依頼いただいての訪問です。わんまいるでは中小企業庁が主幹するミラサポの専門家として私と山脇取締役と吉川課長を登録しており、メーカーさんから依頼いただき訪問し、商品開発や売り方のアドバイスをさせていただいております。交通費などはミラサポが出してくれるので、メーカーさんは費用が発生しません。商工会又は商工会議所の職員が同席して我々からのアドバイスや注意を記録し、不足している金属探知機や真空パック機など、ものづくりや経営革新の補助金などを使って整備いただく事も可能です。弊社ではテスト販売が可能なので新商品の開発やネット通販での売り方等の指導もさせていただいております。本日は、冬場の尾鷲特産天然鰤の虎の尾(尾鷲特産唐辛子)と特製たれの「天然鰤漬け丼の具」と「天然ふぐの味醂干し」を試食させていただきました。尾鷲特有の甘い割にはあっさりとした尾鷲味醂を使用しているのがポイントだと思いました。

帰りのサービスエリアでは、早くも「金のとりから」がオープンしていました。さっそく試食すると、フリッターのような揚げ方で味もよく、食べ易くて美味しいです。次々にお客さんも来店しています。わんまいるにも取り扱いの提案が来ているとの事。早速商談するように指示しました。


自宅まで送ってもらい、18時45分に到着。運転お疲れ様でした。シャワーを浴びて健幸ディナー「福井県産かますの一夜干しセット」を夕食にいただきました。

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