年内最後の出張!名取市のゆべし、石巻市の穴子と金華鯖に牡蠣、登米市のあぶら麩、柴田郡の木綿豆腐・・

2018年12月20日(木)昨夕はアサヒビールさんからの来年1月21日に発売する新商品第三のビール「極上 キレ味」のプレゼンテーションを受けて、その後「福吉兆」さんで懇親会ミニ懐石をいただきました。さすが吉兆さん、出て来る一品ずつの料理の腕が凄い!(さすが!)。翌日は宮城県へ行くので、早々に切り上げ帰宅。

今日は、今年最後の出張となる宮城県へ。今回は名取市・石巻市・登米市・柴田郡へ訪問します。神戸空港から仙台空港へ朝一番の飛行機で向かいました。出迎えてくれたのは宮城県庁食産業課の佐伯さんと物産公社の八巻さん(いつもありがとうございます)。空港から車で約15分の名取市の元祖ゆべしを製造している甘仙堂さんへ初訪問。一世風靡したゆべしも時代と共に地域名産の和菓子が廃れ、焼き菓子などスイーツに押され、しかもネット通販も含め市場規模は増えていますが、その分競争も激しくどこでも販売しているようなロールケーキやタルトでは売れません。店内を見せてもらうと仙台名物の「ずんだ餅」がずらり。その中で僕が目をとめたのが宮城名物ずんだをプディング生地にたっぷり乗せた「ずんだカタラーナ」と「杜のきゃらめる」というくるみをキャラメルで固めクッキーでサンドした焼き菓子が面白いと思いました。但し包装とパッケージがイマイチでデザインもインスタ映えするようにひと工夫する必要があると思いました。少しアレンジすれば爆発的に人気が出るとも思いました。遠慮していても始まらないので率直にお伝えして、ずんだカタラーナの生地の間にチョコレートやホワイトクリームや抹茶を敷く事を提案、更に食べきれるよう現在の容器を3分の1のサイズにして3個セットにするようにお伝えしました!・・・くるみキャラメルバターサンドという名前にして生地にバターを増やして和スイーツとして紙箱に入れるようにお伝えしました。宮城県ではお彼岸やお盆にずんだで包んだおはぎを食べると聞きましたのでついでにずんだときな粉とあんこの3種詰合せを作ってもらうようにお願いしました。快く引く受けていただき、出来上がるのが楽しみです。

ネット通販の場合容量が3人~4人前が一番の売れ筋です。ギフト用途が多いスイーツは1人暮らしが増えている事もあり、少量箱入が人気で、一人で10箱も20箱も購入する人が増えています。インスタ映えがする工夫も大切です。特にメティア実績や受賞履歴は購入するのに凄く大切なポイントと聞きます。僕が訪問する専門店さんやメーカーさんは歴史も古くメディア取材や受賞履歴も多い割には殆ど訴求されていません。


甘仙堂さんから車で1時間走ると石巻市に入り、物産公社の八巻さんの知り合いの寿司屋(飛翔閣)さんでサービスランチを食べる事に。お昼ということもあり次々とお客さんが来店。超繁盛店で海辺の寿司屋さんでは珍しくしっかりネタが寝かせてあり旨い!杉山社長が宮城県名産ホヤのボイルをサービスに提供してれましたが僕は苦手です。昔鮮度が悪く、臭くて苦いホヤの生を食べてからどうも苦手になってしまいました。牡蠣と同じく亜鉛やイソフラボンなど栄養素が豊富で地元の人には人気です。県内の方は新鮮なホヤを生食で食べられるから病みつきになるのではと思いました。見た目もグロテスクで鮮度が落ちるのが早く県外への流通が難しい。身を剥く手間もかかるので値段も安くならない事も広がらない理由のひとつだそうです。


午後から訪問させていただいたのは、「穴子蒲焼き」「金華鯖」など地元で獲れる魚介類水産加工会社のヤマトミさん。昼食中にNHKさんが大阪から商談に来られる風景や工場見学、試食風景などを取材したいので待っているとお伺いしてビックリしました。山脇からちらっとNHKさんが取材されることは聞いていましたが、会社に入る所からと本格的で驚きました。しかしまぁいつもの事なので気にせずに本社の中へ。千葉社長、千葉常務、阿部リーダー、石島開発ご担当と商談。三陸沖の深海に生息する穴子を主体に金華鯖始め地元で獲れる魚介類の加工を手掛けて製造卸事業を営みホテルや有名専門店に卸販売されているとお伺いしました。「いらこ穴子」と呼び、鰻によく似ています。食べると脂が鰻よりは少なく、穴子の食感ですが弾力もあって美味しいです。炭を使い、遠火でたれを工夫して焼けば大化けしそうにも思いました。
工場を見学させていただくと度肝を抜く巨大な蒸し器のラインにビックリ仰天。そして冷却ラインに連続して両面ガス火の焼きラインが設備されていて大きな冷却庫に続き、大型トンネルフリーザーが設備されていました。ここまでの焼きの製造ラインは以前に静岡の鰻製造会社で見て以来です。更に鯖の腹骨を取る機械も導入されており、念願の腹骨無しの国産鯖の塩焼きや煮付けをお客様にご提供できると思いました。

このように各産地では六次産業化が着々と進んでいます。魚を獲る、養殖する、豚や鶏を育てるだけでなく、食材として地元で一次加工そして最終加工までし消費地の東京や大阪はじめ海外で販売すると言う計画です。東京や大阪の土地や人件費の高い所の中央市場経由しての流通も様変わりするように感じます。

会議室に戻りヤマトミさんの新商品で一押しの鯖のハンバーグを試食しました。正直これまでも沢山この手の魚の身を使ったハンバーグを試食して来ましたが、まぁ美味しいものを食べた事がありません。折角試食に並べてくれているので味見をすると予想に反して全く鯖の味がしません。少し食感が柔らかいので玉ねぎなどボイル時間を控えるなど工夫を施せばと思いました。肉類は全く入って無いのでヘルシーです。但し鯖の臭みを払拭するネーミングなどアイデアが必要とも思いました。鯖やの右田社長に相談してはとも思いました。魚離れが続く中食育ちの観点からも魚を食べることは大切です。

ヤマトミさんを後にして向かったのは今回の宮城訪問第1の目的のおかずセットに採用予定の「三陸産茎わかめと大豆煮」など惣菜を作ってもらう本田水産さんへ訪問。2代目の本田社長(65歳)、自ら製造現場に入られています。取締役の木野様と次長の津田さんがご挨拶いただき、暫くすると津田社長が来られ、上質な鯖の水揚げがあったと連絡が入ったもので段取りをしていて遅くなり失礼しましたとご挨拶。早速工場内を見学させていただくと味付け&調理指導の責任者である阿部ともこさんが忙しいそうに従業員の皆さんにテキパキ指示を飛ばされていました。とても72歳とは思えません。繁盛している老舗の惣菜店や仕出し料理専門店には必ず一人味付け調理の工場長が存在しています。重要なポイントだと思います。煮魚にするには勿体ない脂の乗った鯖のぶつ切り煮、美味しそうです。

その後有名な著名人が来ると言う道路向かいの寿司正さんで地元の皆さんと懇親会、何と1kgもある鯖を浅く酢で〆た刺身など地元ならではの海の幸を堪能させていただきました。しかし一人9千円は少し高いなぁ?と細かい浪速の商売人は思いました。

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